■ 対向式
メリット
- ・スペースが効果的につかえる
- ・円滑なコミュニケーション
- ・グループ作業に適する
- ・管理者の目が届きやすい
- ・電話の有効活用がはかれる
- ・機器の配線管理がしやすい
デメリット
- ・思考作業を阻害する
- ・明確な作業領域の確保が困難
- ・対面者や周囲の視線が気になる
■ 同向式(スクール式)
メリット
- ・定常業務を効率的に処理できる
- ・思考作業にやや打ち込める
- ・明確な作業領域の確保が可能
デメリット
- ・スペースをやや必要とする
- ・個別に電話が必要
- ・機器の配線管理がしにくい
■ 左右対向式
メリット
- ・作業面を広くとれるので複合作業や
書類の多い業務に向く - ・特定の業務を効率的に処理できる
- ・個人の収納スペースが確保できる
- ・機器の配線に対応しやすい
デメリット
- スペースを多く必要とする
- レイアウト上のフレキシビリティが低い
- 書類や機器の専用化の傾向が強くなる
オフィスの再認識が進むとともに、対向式と同向式に集約されていたレイアウトパタ-ンに新しい傾向が生まれています。組織形態の変化やスペースの有効活用化などといった要素が重なりあって変化を助長しています。
なかでも“OA機器の導入度の高まり”が引き金になっています。しかし、日本のスペ-スコストの高さや経済情勢を考慮すると、夢のようなレイアウトパタ-ンが生まれるわけではありません。狭さを質でカバ-する意味合いから、現在のレイアウトの延長線上のパタ-ンにパネルを付設するケ-スが増えてきています。
対向式(OA対向型)
従来の形にパネルや機器テーブルが加わり、機能性が向上したもの。
背面対向式(ベンゼン型
化学方程式のような亀甲型に組み合わされるパターン。スペース効率はあまり高くない。
同向式(OA対応型)
パネルや機器テーブルが加わり、機能性が向上。スペースとワイヤリング処理上、2~3台が連結される。
左右対向式(OA対応型)
VDTが収納キャビネットにとって替わる。一人一台時代を迎えるにつれ多くなるパターン。